アダルトチルドレン脱却への徒然

機能不全家庭で育ったが違和感なく生きていき、出産からの子育てスタートと同時に違和感を感じ取り苦悩の日々スタート!過去の自分とこれからの自分を模索していくためだけのブログだ!

続かない性格

何をしても続かない。

 

最初のきっかけは、中学校に入ってから。

中学2年から学校に行かなくなった。

いじめられていたわけでもないけど、何故か友達となじめない。

小学校の頃からの友達もちゃんといるし、楽しく過ごす友達はちゃんといるのに、集団生活ができない。

学校が嫌になって行かなくなった。

母は特に何も言わなかった、父はすでに無職で家に毎日居たから何も言わない、いや言えないんだ。

学校に行くふりをして、家に帰って部屋にこもりきりだった。

とにかく自分の世界から出てこない、安全な場所にずっと居る事しかしなかった。

 

要するに、現実逃避をしていたわけです。

一度そうなると勉強、バイトと何をしても続かない。逃げ癖がついて立ち向かえない。

 

・バイトは何個もしたけど、どれも続かない。

・大体一貫して人間関係が理由で辞めている。

・馴染めない、人との関係が築けない。

・自己嫌悪に陥る、自分への肯定感の低さ。

あらゆることが今となっては言い訳のように出てきますが、当時はそんな事もわからないし、自分がよくわからないから非常に息苦しかった。

 

38キロまで体重は落ちて、頭は円形脱毛もできてそれでも自分がよくわからないので、悩みがよくわからない。

 

自分を知る

本当に悩みから解放されたーー!ってわけではないけれど、自分を見つめなおそうときっかけができたのは30歳を超えてからです。

長くて本当に毎日しんどくて、毎日楽しい事もあるけど根底にある憂鬱さは無くならなかった。

私の場合、そのきっかけはやはり子供です。

それだけ大きな存在なんです、そして旦那。

私が求めていた家庭・家族を与えてくれる人。

愛する相手がいる事、また愛されるという事が何より大切なんです。

特に自分が愛されるという事が一番重要なんだと思います。

 

「浮浪児1945- 戦争が生んだ子供たち」著者:石井光太

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この本の後半に、児童養護施設「愛児の家」の方が仰っています。

戦後の浮浪児と現代の養護施設に暮らす子供の違いです。

戦後の浮浪児は生きる事への強さ、仕事でも食らいついて続ける逞しさがありました。

なぜか?親を亡くす前は親や祖父母から愛されて育った子供が多かったから。

現代は虐待によっての入所が増えました。

親から愛情を十分に受けずに育った子供が増えた。そういった子供は無気力、ニート、何事もすぐに諦めてしまう。

いかに、幼児期に親以外でも構いません、愛情を注がれて育つ事が重要かを話しています。

 

つらい時、話を聞いてくれる人を作ってください。

そういう機関でもいい、なんでもいいから心の内を話してください。